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執筆者の写真市川まみ

読み解く力とは

読解力、つまり読み解く力と聞くと、多くの日本人は文章の詳細な読み取りをする力だと思いがちかもしれない。

しかし私が考える読解力とは、文章を読むだけではなく、資料や情報を使い様々な角度から熟考する想像力で、これはその先の行動にも繋がる大切な力だと思う。


経済協力開発機構(OECD)が各国の十五歳を対象に三年に一度学習到達度調査(PISA)を実施している。

PISA調査の読解力の定義は、

「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発展させ、社会に参加するために、テキストを理解し、利用し、評価し、熟考し、取り組む力」としているのだが、

2019年12月3月に公表された調査結果では、日本の読解力は15位と前回調査の8位から大幅に順位を落とした。




この調査は15歳を対象にしていたが、大学生においても読解力の低下がわかる。


高校までは先生や塾とかで教えられていたものが、大学に入ると講師がただ話し、それをノートに書くのだけど、それができない学生が多い。

独学で勉強する方法がわからない、自分で考えて答えを導きだす事ができなくなっている。


それは、考えさせる授業をしていないから。

ただ答えを導き出す方法を教えているから。


そして、読解力が低下すると非行少年が増えると言われている。


これは、読解力の低下は認知機能に関係があるからだ。

認知機能とは、何か物を見て判断する力です。


例えば、おもちゃが欲しいと思ったらどうしますか?


1. お金貯めてをかう。

2. 他の人に買ってもらう。

3. おもちゃを盗む。


最後の盗むは労力なしでおもちゃを手に入れることはできますが、その後の展開を予想できるのならこの選択はしないでしょう。


小さい頃から読解力を鍛える授業を行うこと、また日常でも答えを大人が教えるのではなく、考える、思考する力を養うことがとても大切だと思います。

考えられる、読解力のある人と働くのはきっと楽だし、より円滑にコミュニケーションも仕事も進んでいく。

それにより1人あたりの経済力が増え、将来的にはGDPの増加になり経済が豊かになるかもしれない。

教育が変わることで、日本の経済、未来を変えることができると思います。

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